飽きっぽい人にお薦めのトラベラーズノート

なななおの部屋

日記を毎日書いている人、すぐにメモする人、そして継続して何かしらのノートを持ち歩いている人。そういう人に昔っから憧れています。

手帳は皆さんどうしていますか?ほぼ日手帳やジブン手帳、NOLITYにCITTA、バレットジャーナルも気になる・・そんな風にあっちこっち目移りしていませんか?私はそうです。色々試してみたくてフラフラして複数の手帳を買ってみることもありました。

初めてダイアリーを持ち歩こうとしたのは大学生の時でした。特別書くこともなく、ほぼ白紙に近い状態で数か月が過ぎ、、そしてその存在も忘れ去られ。。その時はほぼルーティーンの毎日だったせいで書くことが無かったと思っていましたが、そんなことはないんです。書く人は書くし、書かない人は書かないっていうただそういうことだったんですよね。社会人になり、「7つの習慣」そしてそのノートを使った実践方法の本を読み、”書く”ということの大切さを知って、フランクリンプランナーを購入したのが、24歳の時。「これで私は変わるんだ!」と胸躍らせ、希望に満ち溢れて興奮したことを覚えています。しかしながら、その後数年買い続けましたが毎年2か月として続けることができず、毎年秋になると「7つの習慣」を読んで決意を新たにし、春になる頃には挫折するという状況でした。

その後も ○○手帳 的な流行りの手帳を買ったものの使いこなせず、それでも「手帳を使いこなしている自分!」を諦めきれず。ほとんど使わない手帳を数十年買い続けていました。そんな私が5年以上使い続けることになったのがトラベラーズノートです。

私のトラベラーズノート達

パスポートサイズのブラック、レギュラーサイズのオリーブエディション、ブラック、キャメル

トラベラーズノートの魅力

  • カスタマイズが簡単で何でも試せる。飽きたらすぐにやめて、新しいノートもすぐ始められる
  • 長く使えば使うほど革に味が出て愛着が深まる
  • リフィルの種類が豊富
  • 持っているだけで夢が膨らむ

何でも試せる

どんな風にノートを使いたいですか?新しいことを試したくないですか?でもトラベラーズノートなら、好きなリフィルを挟んで、そのリフィルごとに色々なことができます。私の場合は「7つの習慣」の Mission Statement や Goal Planning、逆算手帳の Life Vision、など、いいと思ったものは全て一つのリフィルに書いています。その他にも「自分の中のアーティストを育てる」ための画用紙リフィルであったり、仕事のメモ用の超軽量リフィルであったり、あともちろんダイアリーも。とにかく何でも入れられて、飽きたらすぐやめて新しいリフィルを挟むだけ。とにかく飽きっぽく続かない人に最適なノートなんです!そのリフィルも複数挟むことができるので、テーマ毎にノートを作ることができます。

味のある一枚革

何といってもトラベラーズノートといえば、ゴムで留めるだけのシンプルな一枚革!エイジングさせたり、磨いたりと、この革をどう育てるかもその人次第。最初はちょっと無骨過ぎるようにも思えましたが、今ではすっかりと手に馴染み、普段持ち歩いているブラックは薄っすらと光沢も出てきてビジネスの場にもすっかり溶け込んでいます。レギュラーサイズが 4,400円(税込)、パスポートサイズが 3,520円(税込)ですが、そもそも長く使うことが前提の革なので決して高くはない、むしろ安い!と思います。だからこそ、全く同じノートを何冊も買う人がたくさんいるのだと思います。

豊富なリフィル

基本のリフィルの用紙はMD用紙で書きやすさは抜群。罫線、無地、方眼、ドット方眼、日記、ダイアリーなどの他、通常の1/2のページ数のリフィルや、クラフト紙、画用紙、水彩紙、軽量紙、超軽量紙、耐洗紙、シール台紙、ジャバラにレターパッドとたくさん用意されています。周辺雑貨もどれもトラベラーズノートにピッタリでついつい増殖させてしまいます。

旅をするように毎日を過ごすための道具

トラベラーズファクトリーは「旅をするように毎日を過ごすための道具」をテーマにオリジナルプロダクトや世界中からセレクトした雑貨などを取り扱っているそうです。持っているだけでワクワクして、毎日を大切にしたくなる。そんな気持ちになるノートなんです。

私のトラベラーズノート

ダイアリーはビジネスの場でも浮かない黒のレギュラーサイズを利用。バーディカルのダイアリーに、仕事のメモ用ノートは128ページもある軽量紙リフィル。プライベートのライフログはドット方眼の、計3冊を挟んでいます。しおり紐は打ち合わせ時に机の上でカチャカチャ音がしないレザーのチャームにしました。ちなみにペンは Lamy 2000。洗練されたスタイルが好きですが、特に仕事ではペン先が小さくていかにも万年筆という存在感がないところがすごくいいです!キャップが回すタイプではなく引っ張るタイプなのもサッと書けて仕事中に最適です。

パッと見万年筆に見えないスマートなペン先

ノートを数冊入れる場合は、普通はゴムでとめるのですが、それだと出し入れが面倒なので、私はトラベラーズノートのクラフトファイルの真ん中を左右に分けるように切り、間に1cm程の背表紙を入れてマステで補強したものを使っています。これだと、左右に1冊ずつリフィルを挟んで、真ん中のゴムに1冊入れて、計3冊とじるのにぴったりなんです。荷物を小さくしたい時は、左右のリフィルはサッと取り出してリフィルだけ持ち歩くことができます。ポケットシール(L)を革カバーの内側に貼っても同じように使えます。

クラフトファイルはノートの厚みに対応できるよう真ん中を1cm程広げています
ダイアリーは表紙をボケットに挟んでいるだけなのでサッと取り出せます

レギュラーサイズのキャメルは「モーニングページ」のカバーとして利用しています。ノートは神戸派商店のグラフィーロ(万年筆ぬらぬら派)。微妙にノートの横幅が太いですが問題ありません。ペンはこれとは決めずにその日の気分の万年筆を使っています。モーニングページとは、ジュリア・キャメロン著の「The Artist Way(ずっとやりたかったことを、やりなさい。)」にある方法で、毎朝一番に30~40分頭に浮かんだことをただひたすら書きまくるというものです。朝一番とかノートの大きさとか色々あるのですが、私は細かいことは気にせず、朝でもランチタイムでも夜でも気が向いたら書く形をとっています。確か最初の8週間は読み返さないというルールだったと思いますが、書き殴っていることから読み返すような気にならないノートになっているので、単純に脳の排水のためのノートとして、後で参照したいことはその時にダイアリーなどに別途メモしています。

めっちゃぬらぬら書ける万年筆もありますが、やはり相性はあります。ちょっと乾きにくいです。
厚みもあるので微妙にはみ出てはいます

レギュラーサイズのオリーブ(限定)は、画用紙リフィルと見返し用の前回のライフログ用のプライベートのノート、前回のダイアリーの3冊を挟んでいます。ちょっと前のメモを参照したり、 「 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 」のアーティストデイの時に絵を書いたりするのに使っています。オリーブが一番カジュアルなので、ガーデニングとかDIYとかアウトドアとかそういう時に使いたい雰囲気です。一時はガーデニング専用ノートにしていましたが、結局そんなにガーデニングだけで書くことがないので参照用ノートで落ち着きました。

黒のパスポートサイズはベッド脇において、寝る前にちょっと書いたりする時のメモ帳として使っています。重要なことを書くのではなく、モーニングページと同じく、ちょっとした脳の排水用です。

あんなに毎年試行錯誤していたメモやらノートやらダイアリーやらが、全部トラベラーズノートの中に納まっています。まぁ結果4冊となっていますが。。リフィルはまとめておけるケースもあるし、とにかく何でもOKの懐の深さが大好きです。

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