新しいコガネガードが届きました。
コガネムシの被害を防ぐためにこれで鉢バラの土を覆ってます!すでに切り込み入りで鉢へのセットは一瞬で終わる。
バラのために 有機質たっぷり♪ の土を作ると、どうしてもコガネムシが寄って来る。コガネムシは一度に数十個産卵するので、狭い鉢に産卵されると幼虫の食害による被害は甚大で、気づくのが遅いと枯れてしまうこともある。
昨年も、ちゃんとコガネガードをつけていたものの、隙間があった(正確にはサイズが合っていないのを気づかぬふりして放置していた)鉢だけ見事にコガネムシの幼虫にやられ スノーグース が瀕死に!
今年は新しいコガネガードでぴったりとガードしようと心に決めてます。
コガネムシって?
- ・成虫は花や葉を食害して穴をあける
- ・4月下旬から9月くらいにかけて飛来して産卵
- ・一度に数十個産卵
- ・幼虫は土の中で根を食べながら成長して越冬
- ・有機物の多いフカフカの土を好む
- ・寒冷地など場所によってはあまりいない
コガネムシの幼虫の被害
- 幼虫がバラの根を食べながら成長するので、根がなくなってバラが水分を吸い上げられなくなり、どんどん弱って、最悪枯れる!!という最悪の最悪の最悪の事態に!
コガネムシ対策
どこからか飛んでくるコガネムシを寄せ付けないというのは無理なので、とりあえず産卵を防ぐために、株元を不織布などでカバーするのが手っ取り早い。産卵された後にカバーをしても遅いので、4月中旬までに敷いておく。
他にも成虫を捕殺する、薬剤をまく、鉢水没法(鉢ごとすっぽりと水につけて息苦しくなって浮かんできた幼虫を駆除)などの方法もあり、コガネムシの被害が疑われる時(根が無くなるので鉢の水が乾かない、バラがグラグラする、理由もなく弱るなど)は、薬剤や鉢を水につけるなどの処置が必要になってしまう。しかし、
成虫を捕殺 → 頻繁に庭を見回るとか無理!
薬剤をまく → 大きく成長した幼虫には薬が効きにくい、益虫も死んでしまう!
鉢水没法 → 何より大変! 卵には効かない
といった問題が!去年8月下旬に(めっちゃ暑い中)頑張って全鉢を水につけてみたけど、冬の植替え時にコガネムシの幼虫が数十匹いる鉢があった(前出スノーグース)みんな小さな赤ちゃんだったので、おそらく水につけた時は卵だったと推測されるが、なんかあんな大変な思いをしても幼虫がいるってもう本当にがっかり。。
ということで、とにかく産卵させないのが一番!コガネガードでなくても、面倒でなければ、不織布などを買ってきて、自分で切ってカバーしてもいいですが、コガネガードですら、夏場に日に当たって反ってきて隙間が出来てきても新しいものに交換するとか面倒なので、もう不織布とか私は無理です。。
コガネムシの被害が深刻だった場合・・
もう一匹残らず幼虫を駆除して、バラを養生させないといけないので植え替えるしかない。その場合は、白根の多い根が育つように少し小さめの鉢に植えかえましょう。
- ・コガネムシの幼虫が残らないように、土を全部落とす
- ・一回り小さな鉢に植え替える
- ・土は水はけをよくする(根がないから)
- ・肥料は少な目に(白根が全然ない場合は無肥に)
- ・メネデールなどの活力剤を与えて成長を促す
コガネガードは古くなると固くなってきて反ったりするけど、2~3年は使えるのでとても便利。購入するときはサイズを間違えないように注意しよう。
注意点は株元にシートがかぶっている場合は、シートの下にベーサルシュートが生えてしまうことがあること!シートが膨らんでいた場合は上から押さえずに、必ずシートをめくって確認しないとシュートを潰してしまいます。
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