今の家に引っ越してすぐ、近所のフェンス一面に 花がびっしり と 咲いているのを見つけた
バレリーナ と アンジェラ だった
今まで見たこともない 可愛らしい花 だった
えっ?これって何の花?バラなの?!
バラといえば なんというか ゴージャスで古臭いイメージ だったので、まるで草花のように軽やかに咲く この2つのバラ は私に衝撃を与えた
家に帰ってから つるバラ をネットで調べまくり、その日から頭は つるバラ のことばかり。なるほど、そもそもつるバラって、ほとんどが ふんわりと可愛らしい花 をしている
私のイメージのバラは 剣弁高芯咲き という咲き方のバラらしい。よくよく見ると古臭いだけじゃなく可愛らしいものもある。というか、見れば見るほど惹きつけられる
剣弁高芯咲きとは、花びらを外側に巻くことによって三角に鋭く尖らせ、凛と上を向いたバラ。そのゴージャスさと四季咲き性で70年代からバブル期にかけて一世を風靡した。
なななおイメージ
草花には子供の頃から親しんでいたが、バラについては 今までどれだけ無関心だったかに気がついた。ゴージャスとか興味なかったし、バラはゴージャスなものだと勝手に決めつけていたようだ
うっとりするような美しいバラがたくさんある
しかも、信じられないくらい多数の花を一株で咲かすことができるバラもあるみたい
なんと、屋根までバラですっぽりと覆われた家の写真まで見つかった
ピエール ドゥ ロンサール の美しさに息をのみ
スパニッシュ・ビューティー とかもう!!
ここどこ? リゾートなの?
野ばらとか一重のバラもはかなげで美しい・・
完全にとりこである
しかもバラは “木” なので、地植えなら水やりもほとんどしなくていいらしい?!
平日は仕事で面倒をみれない自分にはうってつけじゃないか?
最初のバラは つるアイスバーグ と決め、千葉県八千代市にある「京成バラ園」に向かった。「初心者向き」と書かれたラベルと咲き始めの可愛らしい花に惹かれ ラブリーメイヤン と ピンクスワニー も購入。どんなバラなのかも知らずに・・・
バラを多少は知った今となっては浅はかだとわかるが最初はそんなものだ
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あれから13年、バラは30株に増えたが、今でもこの時買ったバラたちは 何メートルも枝を伸ばして元気に咲いている
「京成バラ園」も、バラの季節には週末ごとに見に行くようになった(朝6時入りで)
なぜならば、どんなにバラが好きでも自分で育てられるバラの数には限度がある。よくよく吟味して買わなければならない。
なんていっても 一目惚れなんてしょっちゅうある
花が気に入っただけでは全然だめ、枝ぶりはどうか、香りはどうか、花数は多いか、病気に強いか、花持ちがいいか、花期は長いか、雨に強いか、秋もキレイに咲くか、蕾は可愛いか、棘はどうか。。
とうとう雨の後に花がどれほど痛むのかをバラ園に確認に行きだした。秋にも見に行った。行こうと思えば毎週行ける距離にバラ園があるのがどれ程ラッキーなことかに気づいた
だから、そんなバラ達の写真が、もしかしたら誰かの役にたつかもしれないと ちょっと思ったのが、ブログを開設することにした理由
バラの世話も、ずいぶん間違ったことをした。というか今年もさっそく失敗した。でもまた来年に活かせばいい
そんなバラ回りのもろもろと、せっかくなので、その他のもろもろについても気ままにUPしていこうと思う
どうぞよろしくお願いします
2020年4月 なななお